縫製工場業者ガイド
guide

初めて選ぶ時の
ポイントを知りましょう。

弊社では長くお付き合いできる関係を
目指します。

縫製工場は、主に、各工場が得意とする素材に分類することができます。

扱う生地に合わせてミシン調整が必要となるため、調整の手間を省くため「カットソー専門縫製工場」「布帛専門縫製工場」と名乗っているケースもあります。

今も「カットソー工場に布帛の素材の仕事はできない」という認識をお持ちのお客さまもいらっしゃいますが、実際には細かな調整さえすれば、対応は可能です。

弊社では、特定のブランドの多彩なアイテム(パンツ、下着、ブルゾン、アウター、インナーなど)をご依頼いただき、対応した経験もあります。縫製工場に依頼する際には、依頼先の工場の対応素材を確認することをおすすめします。


良い縫製工場にある
「3つ」のポイント

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生産工場内の管理者の有無

工場の大小問わず、「現場管理者」「生産管理者」「品質管理者」がいることが望ましいです。各工程に管理者を配置し、確認できる体制を確保している縫製工場は、責任の所在がはっきりとしており、万が一のトラブルなどにもスムーズな対応が期待できます。

また管理者、作業者の写真などが掲載されている場合、仕事に対し、責任を持って取り組んでいる証と考えられます。

第三者検品の実施

品質管理面においては、自社検品に加え、専門の検品工場への依頼(第三者検品)をおこなっている縫製工場が理想です。

管理費、人件費は発生するものの、商品に対し丁寧に向き合っている証といえるでしょう。

作業場所の見学が可能

あなたが良い縫製工場、信頼できる縫製工場を探しているのであれば、作業場所の見学を申し出てみましょう。自分の商品、ブランドが実際にどのように扱われるのかどうか、気になりませんか?ホームページ上の写真や電話・メールのやり取りだけで把握しようとするのではなく、現地に足を運び自分の目で確認することをおすすめします。

見学を申し出て、快く引き受けてもらえない縫製工場は、警戒した方が良いでしょう。


良くない「かもしれない」
縫製工場の特長

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お客様目線ではない情報開示

お客さまが知りたいのは、使用ミシンや縫い方ではなく「自分の依頼内容を引き受けてもらえるかどうか」「預けた商品を大切に扱ってくれるかどうか」です。お客さまのニーズを理解した上で発信している縫製工場は、実際の作業に関しても、顧客ニーズを読み取る力が高いといえるでしょう。

作業場所の見学を拒む

良くない縫製工場の場合、作業場所の見学を拒むことが多いです。電話やホームページでは、取り繕うことができますが、現場の状態は来客があるからと、急に変更することはできません。

「お客さまの大切な商品をどのように扱っているのか」「従業員や管理者がどのように作業をしているのか」を見せたくない=見られると問題がある状態と考えるべきです。